Vineyard ヴィンヤード

余市のテロワールとイタリアの技術が、
私たちのワイン造りを支えています。

1980年代からぶどう栽培が行われてきた垣根仕立ての畑と、
イタリアの伝統的製法と最新技術を備えた醸造所から、
世界に評価されるワイン造りを目指しています。

Terroir テロワール

ぶどうの樹を雪が覆う冷涼な土地でありながら、
北海道の中では温暖な気候に恵まれ、風通しのよい環境。
世界にも類をみない余市ならではのテロワールが、
きれいな酸味が広がる味わいをもたらします。

冷涼かつ穏やかな気候に恵まれた風土。

余市は、北緯43度に位置し、
「アメリン&ウィンクラーの気候図」においては
フランスのシャンパーニュ地方などと同じRegionⅠに属する冷涼なワイン産地に位置付けられます。
この地は、暖かい対馬海流の影響により、
北海道の中では比較的温暖な気候に恵まれ、
冬には積雪が多いものの凍害を受けにくく、
また梅雨や台風の影響を受けにくいのも
風土の特徴です。

ぶどうの栽培に適した地形と土壌。

圃場の標高は45~55m。4kmほど北に日本海を望み、三方を山に囲まれ、山から海へ南北にまっすぐ貫く
余市川と登川に挟まれた谷状の立地で、
土壌は凝灰質砂岩と粘土が交じり合っています。
この土地は果物の生産に適しており、
古くから果樹栽培が盛んな場所。
きれいな余市湾の海と広い空を望む開けた丘にある
圃場では、さまざまなワイン用ぶどうを
栽培しています。

Seasons of Camel Farm Winery Seasons of Camel Farm Winery

キャメルファームワイナリーでは
四季折々の姿を見ることができます。

Harvest 収穫

キャメルファームワイナリーにとって収穫は一大イベントです。
一つ一つ真心を込めて収穫しています。
看板犬のうに太と一緒にパトロールも欠かしません。

Grapes ぶどう品種

主な白ぶどう

ケルナー ( Kerner )

寒さに強く余市の冷涼な気候で栽培するのに適しており、北海道全体でも多く栽培されている代表的な白ぶどう品種。華やかでアロマティックな風味が特徴です。当ワイナリーでは主に白ワインを造るために使われます。ケルナーは樹齢が高い樹が多く、ワインに深みや複雑味を与えることができます。

バッカス ( Bacchus )

熟すのが早く糖度が上がりやすい特徴を持つ白ぶどう品種で、冷涼な余市においては酸を保ちやすいため栽培に適しています。当ワイナリーではスパークリングワイン等を造るために使われます。当ワイナリーのバッカスは樹齢40年を超える樹もあり、ワインに深みや複雑味を与えることができます。

シャルドネ ( Chardonnay )

世界の産地で栽培されていますが、温暖な気候では熟して糖度が高くなりやすく、冷涼な産地では生き生きとした酸が保たれるなど、産地の特徴が反映されやすい白ぶどう品種です。当ワイナリーではシャンパーニュ方式のスパークリングワインを造るために使われており、余市の冷涼な気候を利用してシャンパーニュのようなキリッとした味わいに仕上げています。

ピノ ブラン ( Pinot Blanc )

芽吹きは早く早熟で冷涼な気候を好むため、ヨーロッパの特に冷涼な産地でスパークリングワインや白ワインを造るために使われている白ぶどう品種です。当ワイナリーではスパークリングワインを造るために使われますが、ここ余市でもそのポテンシャルが引き出せるか試験栽培を行っています。

主な黒ぶどう

レジェント ( Regent )

色合いは濃く野性的な印象の風味を持ち、冷涼な気候にも適する黒ぶどう品種です。その個性を上手く活かすことでフルボディの赤ワインはもちろん、ロゼワインやスパークリングワインも造ることができるため、当ワイナリーではフルボディの赤ワインやスパークリングワインを造るために使われます。

ブラウフレンキッシュ ( Blaufränkisch )

果実の色は青みを帯び、比較的ゆっくりと熟す特徴を持つ黒ぶどう品種。オーストリアで多く栽培されており、カジュアルなワインから樽に入れて熟成させるワインまで、様々なワインが造られています。当ワイナリーでは赤ワインを造るために使われます。

ツヴァイゲルト ( Zweigelt )

芽吹きは早くやや早熟、冷涼な産地でも育ちやすい特徴を持つため、余市での栽培にも適している黒ブドウ品種です。当ワイナリーでは、スパークリングワイン等を造るために使われています。

ピノ ノワール ( Pinot Noir )

渋みが少なく酸が保たれる特徴を持ち、冷涼な気候を好む黒ぶどう品種。産地を選び栽培にも高い技術が必要と言われています。余市の気候でもポテンシャルを発揮し、エレガントな個性が感じられるワインを造ることが出来ます。当ワイナリーでは赤ワインや、シャンパーニュ方式のスパークリングワインを造るために使われます。

Winery 醸造所

外観は周りの自然へ溶け込むようなデザインに。
建物の設計や設備の設計にも、イタリアで培われたノウハウを注ぎ込みました。
圃場と隣接しているため、収穫したぶどうの品質を保ったまま直接搬入可能。
さらに各種設備への作業導線も考慮した設計により、収穫から醸造工程へ、
また、その先のボトリング工程や熟成工程などへのスムーズな連携も可能にしています。

Staff スタッフ

ワイナリー長

伊藤 愛

埼玉県出身

世界に評価されるワイン造りを追求しています。人と人との出会いに感謝し、キャメルファームワイナリーとつながる全ての皆様の思いと共に、次世代へと続くワイナリーを目指します。

醸造長

アンジェロ・トータロ

イタリア プーリア州出身

ワイン造りでは毎年、ブドウの状態によって醸造の仕方や収穫時期が違ってきますが、それが新たな経験値となります。
ワイナリーとは、常に最高のブドウを、またそれに携わる人の思いを尊重しながらワインに変えていく場所なのです。

栽培長

梨木壮太

北海道出身

ブドウ畑を吹き抜ける爽やかな風。ふと手を止めて目に映る景色は、深緑の山々や紺碧の日本海が織りなす余市の豊かな自然。整然と並ぶブドウに囲まれて深呼吸するとき、私は幸せ者だと実感します。そう感じさせてくれる私たちの畑や、余市の自然に向けた感謝の気持ちを少しでもワインに込められるよう、大切にブドウを育てていきます。

副醸造長

江澤 允俊

東京都出身

自分達が造るワインを全国に販売できることをとても光栄に思います。余市はブドウ造りにおいて恵まれている環境であり、今後においても日本国内において高品質なワインを生産できるところだと思います。

看板犬&みんなの癒し

うに太(犬種:ビーグル)

群馬県出身

僕はワインが飲めないけれどブドウ畑は大好き!色づきが始まるとクンクンと香りをチェックしているよ。畑のパトロールは僕の大事なおしごと。ウサギが居たり、何か気になることを見つけたら、ワンワン吠えてスタッフさんたちに教えてあげるんだ。休憩の時にはオモチャとかヒモを引っ張りっこして、スタッフさんたちと遊んであげてるんだ!

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